人材の定着や育成を促すために面談を始めると、
面談をする管理職の方は悩みを抱え始めます。
よくご相談いただくことは
・部下の本音が聞けない
・面談で不平や不満が出てくる
「部下の本音が出てこない」と感じているとしたら、
それは素晴らしいことだと思います。
それは、面談をやって部下に関わろうとしているからこそ持てる悩みだからです。
少し視点を変えて、部下の立場で考えてみましょう。
部下からすると、ある日突然上司から声をかけられて、唐突に面談が始まるわけです。
当然のことながら、いきなり本音は言いません。
スキルは必要ですが、面談を継続するうちに、本音が出てくるようになります。
めげずに面談を継続していると、新たな悩みが出てきます。
「面談をすると、部下から不満ばかり出てきて困る。」
という悩みです。
このお悩みも素晴らしい事だと思うのです。
部下から出てくる不満は本音だからです。
管理職の方は「部下が本音を話してくれた」と喜んでもいいのではないでしょうか。
「部下の不満は聞きたくない。」
と話を遮ったり、説教を始めると、とたんに本音を話さなくなります。
不満の扱い方については、別でご紹介したいと思います。
本日は以上となります。
ありがとうございました。