別の記事で「面談を実施しない人」がどのような考えをお持ちなのか紹介しました。
今日は、そういった考えをお持ちの方に、
どのように働きかけ支援をする必要があるか紹介したいと思います。
前々回・前回の記事の続きとなります。
今回は、会社の取り組みとして、また、研修の課題として面談するように言われているにも関わらず、
実施しない人からよく聞く意見の三つ目。
「(すぐに結果が出ない)人の育成より、(すぐに結果が出て評価される)目の前の業務を優先したい」と思っている方への働きかけ。
こういった方がいる場合には経営者や経営陣の協力が必要となります。
つまり、人材育成を実践する人を評価する必要があるのです。
「業績はもちろん、人材育成を実践した人が認められる会社なんだ」と社員の皆様に認識していただく必要があるためです。
どうすれば「人材育成を実践する人が認められる会社」だと社員の皆様が思ってくれるのでしょうか?
ぜひ、実践された方にスポットライトを当ててください。
社員皆様の前で「○○さんが育成を実践してくれている」と発信してください。
必要に応じて評価制度等も変更することをおすすめします。
それよりなにより、まずは経営者ご自身が面談を実践されてください。
社長が”やっている姿”ほど社員の皆様に伝わることはありません。
社長が”言っていること”は伝わりにくいのですが、
社長が”やっていること”は社員に抜群に伝わります。
参考になれば幸いです。