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新入社員教育で使う課題図書の選び方

今年も各社で新入社員を迎え入れる時期が近づいてきました。

コロナウイルスの影響で新入社員育成の方法を見直された企業も多いと思いますが、

社会情勢がどうあれ彼らに成長機会を提供したいところ。

「対面式の研修は実施できないけど、どうやって教育機会を提供したらいいの?」

と悩まれる人事担当者の方も多いと思います。

私がおすすめするのは、課題図書の提供です。

 

ただ、この課題図書、経営者や人事部の方が独断と偏見で選ぶものは、非常にもったいないことです。

どうせ読むなら教育効果を上げたいですよね。

 

本を読むことを新人の教育機会につなげたい方は、

課題図書を選定される前に、以下の2ステップを実践してみてください。

 

1,自社で大切にしている価値観の確認

2,自社のハイパフォーマーの分析

 

 

1つ目の「自社で大切にしている価値観の分析」ですが、難しく考える必要はありません。

自社の経営理念・ビジョン・行動指針などを確認されてください。

また、今年度の経営方針なども改めて確認されるのが良いと思います。

そういった「会社が大切にしている考え方」をまとめてくれている本を選ぶことが大切だと思います。

 

2つ目の「自社のハイパフォーマーの分析」ですが、

こちらも詳細に突っ込むと時間がかかるので時間をかけずに取り組みましょう。

 

下記3点を確認してみてください。

・新入社員の配属先部署で活躍している社員は誰か?
 →ハイパフォーマーの選定

・ハイパフォーマーが大切にしている価値観や考え方は何か?
 →仕事をする上で大切にしている事は何か?

・ハイパフォーマーが新人・若手時代に読んだおすすめの書籍について聞く

以上の情報をもとに課題図書を選定されると、配属先のハイパフォーマーの考え方を学ぶ機会となりますよ。

また、上記のように「あなたのおすすめの書籍を後輩の課題図書にしたいのだけど、教えてくれる?」と相談されたら、先輩社員も喜んで教えてくれますよ。
(本を読まない方には酷な質問になりますが…)

 

本日は以上となります。

お読みいただきありがとうございました。

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